ご相談前 | ご相談後 |
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0 | 0 |
0 | 0 |
過払い金の回収額 | 100 |
ご依頼の背景
借金の状況 | 0 |
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借金の理由 | 生活費 |
借入先 | 消費者金融 |
ご依頼者は今から11年ほど前に何とか長年の借金を完済しました。その後は借金もせず生活していましたが,あるとき,払いすぎた利息(過払金)を返還してもらえるかもしれないという話を人づてに聞きました。
しかし,その過払金を請求できる期間が10年間であることを知り,もはや自分は請求できないと諦めていました。
それでも本当にダメなのか気になり,ダメで元々というつもりで弁護士に相談しました。
弁護士の見通し
金銭消費貸借契約の最終取引日から10年間が確実に経過していれば,たとえ過払金が発生していたとしても時効消滅してしまいます。
そのため,正確な最終取引日を把握する必要がありますが,ご依頼者は取引履歴を持っていなかったため,当職の方で消費者金融から取引履歴を取り寄せました。
すると,最終取引日が判明し,その日付が今から9年11カ月前であることが明らかとなりました。
今からすぐに計算をし,過払金が発生しているのであれば,時効消滅間際で請求することが可能な状況でした。
サポートの流れ
しかしながら,そのまま過払金請求を行っていては,相手方である消費者金融の具体的な返答前に時効期間が経過してしまうおそれがあり,危険な状況でした。
そこで,当職としては,単に消費者金融に請求するのではなく,直ちに訴訟を提起することで消滅時効を止め(消滅時効を中断し),そのうえで過払金の返還請求を継続することとしました。
訴訟自体が開催された時には消滅時効の時効期間は経過していましたが,時効は中断しているため,問題なく過払金請求を続けることができました。
ここまでの手続きはご依頼者本人でもやろうと思えばできますが,なかなか個人でやることは難しく,特に時間がかかってしまうため,弁護士である当職が全て代理して行いました。
これによりすべての手続きが素早く完了しました。
結果
その後も訴訟を継続することとなりましたが,最終的に訴訟上の和解により解決しました。過払金の元金だけでなく,9年11か月分の利息まで付けて過払金を回収できました。
これにより,もともと諦めていた過払金を100万円以上も回収できました。
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