ご相談前 | ご相談後 |
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200 | 0 |
0 | 0 |
過払い金の回収額 |
ご依頼の背景
借金の状況 | 900万円以上 |
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借金の理由 | 買物 |
借入先 | 消費者金融 |
ご依頼者は,以前働いていた職場の上司に騙され,消費者金融の新規契約者となり,カードを作成しました。2~3年は,毎月形だけでも良いので貸し借りをして欲しいとのことであったため,元上司にカードを渡し,管理を依頼しました。
その後数年間は特に問題もなく時間が過ぎていきましたが,突然,消費者金融から支払いが遅れていると電話がありました。毎日のように催促の連絡があるため,ご依頼者は残金を支払いカードを解約しようとしましたが,借入金の残金が200万円になっており,払える状況ではありませんでした。
ご依頼者は元上司に騙されていたことにこの時初めて気付き,元上司に事情を聞こうとしましたが,元上司は行方をくらまし,一切の連絡が取れなくなりました。
ご依頼者はこの借金をどうしたらよいか悩み妻に相談したところ,弁護士に相談しようということになりご相談にいらっしゃいました。
弁護士の見通し
事情はどうであれ,ご依頼者名義での借金である以上ご依頼者の借金として扱われてしまうため,債務整理(借金整理)をしなければいけない状況でした。
加害者である元上司への請求は事実上困難かもしれませんが,並行して行うこととしました。ただ,まずはご依頼者の借金を処理することが先決でした。
返済が難しいようであれば自己破産も視野に入れ検討する必要がありました。
サポートの流れ
ご依頼者は働き始めたばかりであり,返済しようにも支払い能力がありませんでした。妻にも相談しましたが,妻も十分な資力がないため,協力をしてもらえる状況ではありませんでした。そこで,自己破産の申立をすることにしました。
ご依頼者は,騙されたとはいえカードの管理を元上司に依頼していたため名義貸しにあたり,調査のため管財事件になる可能性がありました。
そのため当職としては,元上司の行方について調査をし,詳細な経緯等を明らかにした報告書を作成し,破産申立書とともに裁判所に提出することとしました。
結果
詳細な報告をすることで裁判所に事情を理解してもらうことができ,管財事件とはならず,同時廃止事件として扱ってもらうことができました。
ご依頼者は,騙されて借金を背負うことになり悔しい思いはしましたが,裁判所の判断により借金は全額免除されました。
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500 | 0 |
10 | 0 |
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2000 | 900 |
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過払い金の回収額 | 50 |