職業 | 会社員 |
婚姻年数 | 10年 |
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子供の有無 | なし | 問題の原因 | DV |
相談内容
ご依頼者は夫と共稼ぎで生活をしてきました。夫は機嫌が悪くなるとご依頼者に暴力を振るうようになりました。始めはちょっとした暴力でしたが,次第にひどくなっていきました。ご依頼者は始めこそ我慢していましたが,もはや我慢の限界を超えました。ご依頼者は離婚を考えました。
しかし,離婚話を進めると,また暴力を振るわれそうで話を進められませんでした。ご依頼者は何とか夫のDVを避けつつ,夫と離婚をしたいと考え,当事務所に相談にきました。
一言アドバイス
夫からのDVがありながら,直ぐに離婚ができない場合,まずは別居をし,夫のもとから離れることが重要です。夫にDVのおそれがあって,夫に別居先の住所を知られたくない場合,市役所で夫のDVを伝えてDV支援措置の申し出をすると,市の方で夫に住所を知られないよう配慮(夫に住民票を交付しないなど)をしてくれます。
アドバイス詳細
当職はまずは,夫からのDV被害を避けるよう,まずは別居をするよう勧めました。その際,実家に帰ってしまうと,夫は妻の実家に探しに来るため,実家以外で別居ができるようであれば実家以外の場所で生活ができるのが理想です。ご依頼者は運よく実家以外の場所で生活できたため,すぐに別居ができました。
そして,その別居先を住民票などで調べられないよう,市役所でDV支援措置の申し出をするよう指示をしました。
夫にDVのおそれがあって,夫に別居先の住所を知られたくない場合,市役所で夫のDVを伝えてDV支援措置の申し出をすると,市の方で夫に住所を知られないよう配慮(夫に住民票を交付しないなど)をしてくれます。これにしたがい,ご依頼者はDV支援措置の申し出をしました。
その後,当職は夫との話し合いでは離婚の話は進まないと考え,直ちに夫に対する離婚調停を申し立てました。離婚調停は案の定不調に終わりました。
当職は不調になることを想定し,すぐに離婚訴訟を起こしました。離婚理由は夫のDVによる婚姻関係の破綻でした。あわせて,DVを理由とした慰謝料請求も行いました。
その結果,夫との離婚が認められ,さらにDVを理由とした慰謝料請求も認められました。
ご依頼者は今後DVによる被害に悩まされることがなくなって,とても安堵していらっしゃいました。
さらに,相手方から慰謝料まで取ることができ,とても喜んでいらっしゃいました。
その他の解決事例
職業 | 会社員 | 婚姻年数 | 5年 |
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子供の有無 | 有り(1人) | 問題の原因 | 婚姻関係の破綻 |
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職業 | 会社員 | 婚姻年数 | 10年 |
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子供の有無 | 有り(1人) | 問題の原因 | 性格の不一致 |
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職業 | パート | 婚姻年数 | 5年 |
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子供の有無 | 有り(2人) | 問題の原因 | 婚姻関係の破綻 |